朝は晴れ。光が入りすぎる。 藤本が画面を見ながら「この“安心しました”って文、 安心が実装されてない 続きを読む
ネットで、木蘭に関する考察記事。 例のジャーナリストの名前が、伏字で出ている。 伏せられると、逆に目 続きを読む
夜。照明が少し暗い。 「構文士が人を操る」という投稿を藤本が読んでいた。 「操れたらさ、 まず自分を 続きを読む
雨。音が一定。 藤本がペンギンを指して「こいつさ、 絶対ウケてるのに笑わないタイプだよね」と言った。 続きを読む
夜。駅までの道。 後ろに同じ足音。距離は一定。振り返っても、特徴は掴めない。 事務所に戻って藤本に言 続きを読む
午後。書類が多い。 藤本が急に「うちさ、 ブラックボックスって言われてるけど 中、だいたい空だよね」 続きを読む
朝は曇り。空調が一拍遅れる。 クライアントの声を処理。特に問題なし。いつも通り、感謝と沈黙。 藤本が 続きを読む
夜。事務所は静か。 藤本が帰り際に「香坂さ、 うちって“後味悪い”って言われてるけど あれ褒め言葉だ 続きを読む
昼、例のジャーナリストが来た。予約は入っていない。 名刺を差し出される。肩書きが変わっている。媒体も 続きを読む
朝、原稿チェック。公開用と非公開用が並んでいる。 境目は明確だ。だが理由は書かない。 藤本が「これ、 続きを読む