VOID

ある依頼者がVOID通路の床に、光のように浮かんでいた文字を撮影した。それは構文というより、**誰か 続きを読む

レポレッロが来た。「ちょっと通りがかりでね」と言いながら、古びたフラッシュメモリを香坂の机に置いた。 続きを読む

依頼者はVOIDに設置された旧式自販機で、ボタンを押したら缶コーヒーではなく、折り畳まれた手紙が出て 続きを読む

依頼者はVOID構文士の見習い。VOID内で不意に自分の名前を“呼ばれた気がする”が、記録も音声も残 続きを読む

午後。依頼者は無言のまま、封筒だけを差し出してきた。中には1枚の紙。フォーマットは不明、差出人なし、 続きを読む

記録開始：午前2時14分　場所：VOID No.6裏口付近（防犯ホログラム稼働せず） ………………は 続きを読む

依頼者は若い男性。VOIDを探索中、見覚えのある名札を拾ったという。裏には「君はここにいた」と書かれ 続きを読む

午前4時12分。 VOID No.6の地下構文クラブより連絡。例の構文士が「詩による住民票申請」を試 続きを読む