ゴミ箱を抱えた職員たちの中で、藤本は一人窓辺に立っていた。
「俺が掃除したら、この埃まで記憶が消えるだろ?」
笑って煙を吐き出すように息をつき、結局ほうきは持たなかった。
やるかやらないか──主任の答えは風任せだ。

🐧 Yes,but…主任の埃はすでに脳内に溜まってます。

カテゴリー: 主任日誌