“留学生”の在留資格変更と、会ったことのない祖父
依頼者は、日本の大学を卒業し、就職予定。
留学→就労の在留資格変更、何の問題もないはずだった。
ただ、本人が「本当は、研究を続けたかった気もする」と口にしたとき、
藤本は急に視線を逸らし、
「──じゃあ、一回だけ“おじいちゃん”の夢を見て」と言い出した。
依頼者は混乱したが、申請を保留。
数日後、「祖父の日記が出てきた」と連絡があった。
🐧Yes, but…
日記には「日本の大学で学ぶ孫が、私の未完の研究を継ぐ」と書かれていた。
申請は、研究ビザへの変更となった。
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