依頼者は、好きな人ができた、と話し始めた。

だが、藤本は会話を途中で切り上げ、
「──今日の相談は恋愛じゃない」と断言。

依頼者は戸惑いながらも、
最終的に“親の話”をし続けていた。

Yes, but…
最後にこぼれた一言は「もう一度、好きになりたい人がいる」。
その“人”が誰なのか、記録には残されなかった。

カテゴリー: 主任日誌